愛媛大学が新体制 2機構を新設し人口減少やデジタル化など社会課題に対応

人口減少やデジタル化などの課題に対応するため、愛媛大学は、学部や大学院などの垣根を超えて研究を支援する2つの機構を新たに設置しました。

愛媛大学に新たに設置されたのは「未来価値創造機構」と「デジタル情報人材育成機構」です。

このうち未来価値創造機構は、少子化や人口減少など社会の課題に様々なアプローチから解決策を導き出すことを目的としていて、医学や理工学、農学、社会科学など幅広い分野の研究者が集まりました。

山下政克副学長(未来価値創造機構 機構長を務める)
「確実に日本は縮小社会に移行してく訳だが、戦略的に縮みながら発展するということは非常に難しい。未来価値創造機構は、新たな価値を創造するということを発信して貢献していきたい」

またデジタル情報人材育成機構では、県とも連携しながら工学部での専門人材の育成を強化するほか、すべての学生に対しAI=人工知能に関する知識の普及に取り組みます。

愛媛大学 仁科弘重学長
「社会貢献もかなり幅ができている。何をやりたいというよりも、色々なことがやりたいというのが正しい」

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