[バンコク 3日 ロイター] - タイの主要経済団体は3日、今年の国内経済成長率が2.8─3.3%になるとし、従来予想を維持した。ただ、輸出と内需の低迷によるリスクがあるとし、景気刺激策と利下げが必要だと訴えた。
今年の輸出の伸びは2.0%─3.0%になるとし、従来予想を維持した。インフレ見通しも3月時点予想値の0.7%─1.2%に据え置いた。
タイ経済は2023年第4・四半期に前期比0.6%縮小し、予想外のマイナス成長となった。23年通年の成長率は1.9%で、22年の2.5%を下回った。
中銀は先月、24年の成長率見通しを従来の3.2%から2.5─3.0%に下方修正した。