岩手大(小川智学長)は、理工学部テクノホールの愛称を「みらいAIO(アイオー)ホール」とし3日、お披露目した。同大初のネーミングライツ(命名権)契約を花巻市の精密金属部品加工業アイオー精密(鬼柳一宏社長)と結んだ。
同大は民間との連携や地域活性化、同社は人材育成への貢献と採用に向けた知名度向上が目的。同ホールでオープニング式典を行い、小川学長と鬼柳社長らが看板を除幕した。
ホールは289席で同学部最大の講義室。命名権契約は両者の共同研究や卒業生が就職している縁で実現した。期間は1日から7年間で、金額は非公表。