岩国土産「つまんでちょんまげ」シリーズに新商品 里山の恵み生かした3品

新たにシリーズに加わった3商品

 山口県岩国市のお土産統一ブランド「つまんでちょんまげ」シリーズに、自然豊かな里山の恵みを生かす3品が加わった。岩国の日本酒と一緒に楽しんでもらおうとPRする。

 「瀬戸内マイヤーレモンのコンフィ」(神東ファーム、810円)は、レモンとオレンジの交配種の果実を煮込み、黒糖やスパイスで仕上げた。「岸根(がんね)栗グラッセ&燻製(くんせい)ナッツ」(コンディトライHAKU、2160円)は特産の大粒栗の甘みとナッツの香ばしさを楽しめる。

 「スルメも驚くメンマ」(典座(てんぞ)、780円)はかみ応えのある食感。幼い竹を使い、放置された竹林の再生にもつなげるという。

 2020年に本格販売を始めたシリーズは12事業者の19品となった。試食した福田良彦市長は「桜の季節を迎え、岩国を訪れる多くの人に味わってもらいたい」と話していた。

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