チーフスWRライスが声明を発表、多重衝突事故に関与していたことを謝罪

カンザスシティ・チーフスのラシー・ライスとラスベガス・レイダースのネイト・ホブス【AP Photo/Charlie Riedel】

現地3日(水)、カンザスシティ・チーフスのワイドレシーバー(WR)ラシー・ライスが声明を発表し、3月30日にダラスで発生した多重衝突事故に関与したことについて「全責任をとる」と述べた。

ライスはソーシャルメディアに投稿した声明で「今日、土曜日の事故に関してダラス警察の捜査官と面会した」とつづっている。

「この件に関与した全責任を負い、今後も必要な当局に協力していく。土曜日の事故で影響を受けたすべての方々に心からお詫び申し上げます」

23歳のライスの車が関係する多重衝突事故が発生したとの報道を受け、ライスの弁護士であるロイス・ウエストは今週に、ライスが「当局に協力している」と明言。今回の声明はそれに続いて発表された格好だ。

ダラス警察が行った予備調査では、ランボルギーニとコルベットの2台のスピード違反車がコントロールを失い、“ランボルギーニが路肩に乗り上げ、中央分離帯の壁に衝突し、他の4台を巻き込む連鎖的な衝突を引き起こした”とされている。

警察は「ランボルギーニとコルベットの乗員は全員、医療の助けが必要な人がいるかを判断したり、自分の情報を提供したりするために止まることなく現場から逃げた」と述べている。当局によると、2人が現場で軽傷の手当てを受け、他の2人が軽傷で地元の病院に搬送されたという。

『The Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』は日曜日に、事故に関与した車の1台が“ライスが登録または借りているもの”だと考えられていると報じた。

チーフスから2023年NFLドラフト2巡目で指名されたライスは、ルーキーシーズンにレシーブ79回、938ヤード、タッチダウン7回を記録している。

【RA】

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