週末にかけて 北日本は青空広がる 東・西日本の晴れは長く続かず

 きょう(木)午後は、北日本で晴れる所が多い見込み。東・西日本の天気も 回復傾向だが、全域ですっきり晴れるというほどではなく、今夜は関東や九州南部などで雨の降る所がありそうだ。あす5日(金)から週末にかけても、太平洋側はちょっとしたきっかけで雲が出やすくなるので、外出のさいは常に最新の予報を確認するようにしたい。

■南は雨寄りの予報

 前線が南下するにつれて、日本付近は日差しが届き始めている。午後は、北日本を中心に晴れるが、東・西日本はまだ雲が取れにくい所がある見込み。関東は湿った空気の影響で、夕方から沿岸部で雨の降る所がありそうだ。

 なお、前線に近い南西諸島は、今夜からあす(金)にかけて雨の範囲が広がる見通し。九州南部も、雨雲の通り道となりそうだ。あす(金)午前中は関東南部で雲が多く、東海は午後も厚い雲に覆われたままの所がありそうだ。この方面はあまり気温が上がらず、肌寒いくらいの所がある見込み。一方、日本海側や北日本は広く晴れて、明るい日差しが降り注ぎそうだ。

 6日(土)も、北日本や北陸はよく晴れる予想で、朝は冷え込むものの昼間は暖かいと思われる。太平洋側も晴れ間はあるが、午後は雲の広がる所が多く、九州南部は次第に雨の範囲が広がる見込み。7日(日)にかけては西日本だけでなく、東海や関東も雨の降る所がありそうだ。来週月~火は、太平洋側で雨雲の流れ込みが続く見通し。

(気象予報士・高橋和也)

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