【ロサンゼルス３日（日本時間４日）発】大谷翔平投手（２９）が所属するドジャースでは選手や球団関係者が自分の子供をドジャー・スタジアムに連れてきてグラウンドで一緒に練習する姿は定番だ。３月３１日（同１日）にリハビリに励むエース左腕、クレイトン・カーショー投手（３６）が一緒に練習していた子供が背番号「１７」のユニホームを着ていたと「Ｘ」（旧ツイッター）で拡散されると盛り上がった。
なぜなら、カーショーがスプリングトレーニング前の会見で「子供たちは大谷ファンか？」と聞かれると、「どちらかというとムーキー（ベッツ）のファンかな。これからはショウヘイトレインにも乗せていく（大谷のファンにもする）つもりだよ」と笑いながら答えていたからだ。
「ついに息子の一人が大谷ファンに！？」。２日（同３日）にカーショーに直撃すると「あれ、おかしいなぁ。うちの子はまだ誰も大谷ユニホームを持っていないはずだけど」と拍子抜けの回答。
あらためて写真を拡大し、“正体”を探したところ、その男の子は、クレイトン・マッカロー一塁コーチの長男カイル君（７）だった。
マッカロー・コーチに確認すると笑いながら「うちの子だね。その日、イースター（復活祭）のお祝いにイースターバニーから大谷のユニホームをもらい、皆に見せたいって喜んで着てきたんだ。偶然だけど、右投げ左打ちだよ」と認めた。
カイル君は、過去にドジャースでプレーしたトレイス・トンプソンやＪ・Ｄ・マルチネスにかわいがってもらったことから、彼らの大ファンだそうだが、今年はやっぱり大谷推しなのだという。
それにしてもユニホームを着ていた子供までも話題になるとは…。移籍１年目ながら存在の大きさに驚くしかない。
