三振したのに…大谷翔平が神対応「素晴らしい」 敵軍右腕への“計らい”は「とても粋」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷はMLBデビューのアビラに三振も…“記念球”にサインして贈呈したという

ドジャース大谷翔平投手が、三振を喫した敵軍投手に見せた“神対応”が話題になっている。メジャー初登板だったジャイアンツのニック・アビラ投手が大谷から三振を奪い、そのボールに大谷がサインしたもので、アビラは「とても粋だ」などと感激の様子。ファンも「素晴らしい」などと絶賛している。

1日(日本時間2日)の敵地・ジャイアンツ戦。大谷は7回1死二塁で打席に立ち、26歳右腕と対戦した。カウント1-1から5球連続でファウルした後、94.7マイル(約152キロ)の高めフォーシームを空振り三振。
ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況も、「これは驚いた。メジャー初登板でショウへイ・オオタニを三振に取りました」と伝えていた。

カリフォルニア州地元紙「ターロック・ジャーナル」のクリス・コレア記者は自身のX(旧ツイッター)で「彼はこの瞬間について『とても粋』と話し、日本のスーパースターがこのボールをサインしてくれたら光栄だと話した」と伝えた。ジャイアンツ地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」の番記者スーザン・スラッサー氏もXに「ショウへイ・オオタニは本当にニック・アビラの初の三振球にサインした」と綴り、「とても粋だ。嘘は言えない。既に親友5人にその写真を送った」とするアビラのコメントを伝えた。

SNSには「とても粋。こういうことがあると私の中では選手の株が間違いなく上がる」「最高。オオタニが自分を三振に取って喜んでいる誰かのボールにサインすることに、機嫌よく応じたことが素晴らしい」といったコメントが並んだ。大谷の“神対応”をファンも称賛している。(Full-Count編集部)

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