ゴミ捨て中に車にはねられたか 80代男性が死亡 広島

道路を横断していた80代の男性が軽乗用車にはねられ、その後死亡しました。

警察によりますと、4日午前7時半ごろ、広島県北広島町の県道69号を横断していた男性が走行してきた軽乗用車にはねられました。

この事故で、近くに住む溝口逸美さん(84)が頭などを強く打って病院に運ばれましたが、およそ2時間後に死亡が確認されたということです。

警察は、軽乗用車を運転していた広島市安佐北区に住む介護福祉士の女性を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しましたが、その後、釈放しました。

現場は片側一車線のほぼ直線の道路で、近くに信号機や横断歩道はなかったということです。

近くにはゴミステーションが設置されていて、現場にゴミ袋が散乱していたことから、警察は男性がゴミを捨てるために道路を渡っていたところ、車にはねられた可能性もあるとしています。

女性は当時出勤中だったということで、警察は前方をよく見ていなかった可能性もあるとみて、過失運転致死容疑に切り替えて、任意で調べています。

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