リヴァプールDFアレクサンダー=アーノルド、クロップ監督の退任表明後にファン・ダイクが披露したリーダーシップを語る

写真:クロップ監督の退任表明がリヴァプールのエネルギーとなっている

リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのリーダーシップがあらわれたエピソードを明かした。イギリスメディア『デイリー・メール』が伝えている。

2024年1月、ユルゲン・クロップ監督が今季限りでリヴァプールを退任すると発表した。しかし、アレクサンダー=アーノルドはこの出来事が「チームのモチベーション」につながったと語る。

「サッカー界全体にとって大きなニュースだったけど、これに気を取られてはいけない。このことをモチベーションにしなくちゃいけない。監督は僕らに多くの成功をもたらして、夢を叶えさせてくれた」

そして、アレクサンダー=アーノルドはリヴァプールの主将であるファン・ダイクが見せたリーダーシップについて語った。

「だからこそ、最高の形で監督を送り出さなくちゃならない。そのためにできる限りのことをする。フィルジルは『僕たちがこのことに気を取られて、目の前の試合がおろそかになると思われてはいけない。それが間違いであると結果で証明するんだ』と言ったんだ」

そして、リヴァプールは2月にカラバオカップを制覇。FAカップは準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドに敗れたものの、プレミアリーグとUEFAヨーロッパリーグ(EL)の2つのタイトルを狙っている。

プレミアリーグではアーセナル、マンチェスター・シティと激しい優勝争いを繰り広げており、現地時間4月7日にはプレミアリーグ第32節、マンチェスター・ユナイテッドとの“ノースウェスト・ダービー”を戦う。このダービーマッチのあと、現地時間4月11日にアタランタとのEL準々決勝ファーストレグを迎える。

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