カブスが本拠地開幕カードをスイープ 鈴木誠也が2試合連発の2号ソロ含む猛打賞&決勝点

○ カブス 9-8 ロッキーズ ●
<現地時間4月3日 リグリー・フィールド>

シカゴ・カブスが最大6点差を追いつかれながらもロッキーズを振り切って4連勝。鈴木誠也外野手(29)は「2番・右翼手」でフル出場し、2試合連続となる2号ソロを放つなど今季初の猛打賞を記録した。

ロッキーズ先発はクワントリル。初回の第1打席はフルカウントから真ん中付近のシンカーに空振り三振を喫した。

カブスが先制点を挙げた2回裏、二死満塁で第2打席。カウント1-1から甘く入ったシンカーを弾き返し、右前2点適時打。一塁を大きく回った鈴木は走塁死となったが、リードを4点に広げた。

5回裏の第3打席では2番手ビークスと対戦。カウント2-1から内角へのフォーシームを引っ張ると、打球は弾丸ライナーで左中間スタンドへ。2試合連発となる2号ソロで追加点を挙げた。

6回裏の第4打席は3番手キンリーと対戦。カウント0-2から内角低めのスライダーを引っ張り、三塁線への内野安打。今季初の猛打賞をマークした。

同点に追いつかれた8回裏の第5打席は、無死一、三塁の好機で5番手ミアーズと対戦。カウント2-1からカーブを引っ掛けて三遊間へゴロを打つと、三塁走者が本塁へ突入。三塁手の送球間に合わず、野選で勝ち越し。この1点が決勝点となり、カブスが4連勝。本拠地開幕カードをスイープした。

気温2度、時折雨も降る厳しいコンディションの中、カブスは7人の投手で繋ぐブルペンデー。最大6点差を追いつかれたが、最後は守護神アドバート・アルゾレーが締めて今季初セーブを記録。この試合の鈴木は4打数3安打、1本塁打、4打点の活躍で今季成績は打率.333、OPS.972となっている。次のカードは注目の日本人コンビ対決、日本時間4月6日からドジャースを本拠地に迎えて3連戦を行う。

© 株式会社シーソーゲーム