レアル、今季躍動のレバークーゼン10番に熱視線も…ポジションに空きなし

フロリアン・ビルツ 写真:Getty Images

レアル・マドリード(スペイン1部)が、バイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)に所属するドイツ代表MFフロリアン・ビルツ(20)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。

ケルン下部組織出身のビルツは2020年1月にレバークーゼンへ移籍すると、同年5月にチーム史上最年少となる17歳15日でプロデビュー。想像力溢れるボールテクニックと高水準なパス精度を武器に若くしてチームの主力に定着すると、今季もここまでブンデスリーガ27試合で7ゴール10アシストを記録している。

今季のブンデスリーガ首位を快走するクラブの攻撃の要としてビルツに対して、マドリード上層部は何年にもわたってモニタリングしているという。ドイツ代表MFのクオリティに疑いの余地はないと考えているものの、イングランド代表MFジュード・ベリンガムとブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスが同様の役割を担うと考えており、現時点では加わるスペースがないようだ。

その一方で、レバークーゼンは来季もビルツの残留に自信を持っている模様。また、リバプール(イングランド1部)やバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が関心を示しながらも来季もレバークーゼンを指揮することを決断したシャビ・アロンソ監督体制で引き続き重要なピースを担うようだ。

なお、マドリードはカルロ・アンチェロッティ監督と契約延長したものの、現行契約は2025年夏まで。その後任としてアロンソ氏の動向を依然としてチェックしているようだ。

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