1900以上のゲームが遊べるGeForce NOWが日本で提供開始―無料プランのほか月額1,790円もしくは3,580円の有料プランから利用可能

GeForce NOWは本日より新規登録受付が開始となっており、価格は無料プランと月額1,790円のPriority、月額3,580円のUltimateの2種の有料プランが用意されている。

以下、発表情報をもとに掲載しています

最先端のNVIDIA GeForce RTX 4080 SuperPODを採用したUltimateメンバーシップは、比類のないクラウドゲーミング体験を提供します。NVIDIA Ada Lovelace アーキテクチャ搭載のGeForce RTX 4080 SuperPODは、64テラフロップス以上のグラフィックス性能をユーザーに提供します。これは、PlayStation 5の5倍以上であり、前世代のSuperPODの約1.75倍です。

Ultimateメンバーシップは、クラウドゲーミングの水準を引き上げ、ローカルゲーミング体験とほとんど区別がつきません。GeForce RTX 4080のパフォーマンスにより、Ultimateメンバーは、クラウドから最大240FPSのストリーミングが可能です。「Alan Wake 2」、「サイバーパンク2077」、「Portal With RTX」などのヒットゲームでは、フルレイトレーシングとNVIDIA DLSS 3.5テクノロジを使うことができます。NVIDIA Reflexテクノロジにより、GeForce NOWは、クリックからピクセルまでの遅延を40ミリ秒以下に達成しています。これもクラウドゲーミングにおける初めてのことです。

NVIDIAのGeForce NOW担当バイスプレジデントであるフィルアイズラー(Phil Eisler)は次のように述べています。「日本には、世界でも有数のゲーム パブリッシャーが存在するとともに、素晴らしいゲーム市場と活気あるPCおよびMacコミュニティがあります。新しいUltimate RTX 4080メンバーシップを含む完全なGeForce NOW体験を提供することで、日本のゲーミングコミュニティは、ほぼすべてのデバイス、新たな方法で高性能なPCゲーミングを体験できるようになります」

■クラウドにおけるRTXテクノロジ

NVIDIA RTXテクノロジは、クラウドゲーミングを新たな高みへと導きます。Ultimateメンバーの場合、NVIDIA Reflexは、240 FPSモードを可能にし、クラウドにフレームペーシングテクノロジをもたらし、サーバ上でのゲームシミュレーション、レンダリング、エンコーディングの実行を効率化します。NVIDIA Reflexは、120および60FPSモードでも利用可能です。

NVIDIA G-SYNCまたは可変リフレッシュレートモニターと組み合わせると、GeForce NOWはモニターのリフレッシュレートとストリーミングレートを一致させ、Reflex対応ゲームでユーザーのスクリーンにスムーズで瞬時のフレーム更新を提供します。これにより、トータルの遅延をさらに短縮します。

GeForce RTX 40シリーズGPUの発売と同時に導入されたフルレイトレーシングとDLSS 3.5は、クラウドゲーミング向けに美しく映画のような品質のグラフィックスを提供し、AIを使用してフレームレートを滑らかに保ちます。

■Ultimateメンバーのメリット

GeForce NOW Ultimateメンバーは、最新のハードウェアを搭載していないデバイスでも、GeForce RTX 40シリーズGPUの所有者と同じ利点が得られます。4Kゲーミングは120FPSで高速化し、人気の3,440x1,440や2,560x1,080などの解像度を含む最大3,840x1,600のウルトラワイドモニターをサポートします。

また、Ultimateメンバーには、より長いストリーミングセッション、最高性能のクラウドゲーミングサーバーへの最速アクセス、セッションごとに持続するゲーム設定などの特典があります。

NVIDIAは定期的にアップデートをリリースし、メンバー向けのサービスを改善しています。最近では、Androidデバイスにより鮮明でクリアなビジュアルを提供するQHD解像度(2,560x1,440ピクセル)のサポートがGeForce NOWに追加され、キーボードとマウスのサポートも改善されました。さらに、ゲーマーはUSB-Cドッキングステーションを使用して、Androidスマートフォンを1080pまたは1440pのゲーミングモニターやテレビに接続して、ポータブルゲーミングPCに一変させることができます。

■ゲームの時間

GeForce NOWは1,900以上のゲームを提供しており、これにはスクウェアエニックスのようなトップパブリッシャーのメガヒット作、「Call of Duty HQ」「ディアブロ IV」「Baldur's Gate 3」などのAAAタイトルを含みます。他にも「ヒューマン フォール フラット」や「スターデューバレー」のような人気のPCインディータイトル、そして「ロケットリーグ」「オーバーウォッチ 2」「原神」など、100を超える人気の無料ゲームが含まれます。新作ゲームは毎週GeForce NOW Blogにて公開されます。Steam、Epic Games Store、UbisoftおよびGOG.comを含む最大のPCゲームストアから入手可能です。NVIDIAとMicrosoftの10年にわたるパートナーシップには、Battle.netおよびXboxデジタルゲーミングストアのゲームが含まれ、PC Game Passのタイトルもサポートされています。200以上のXbox PCゲームがGeForce NOWに追加されており、さらに多くのゲームが追加される予定です。

GeForce NOW のライブラリには、先日発売日と同日に配信されたカプコンのオープンワールドアクションの正統続編である「ドラゴンズドグマ 2」など、最も人気のあるPCゲームが多数含まれています。NVIDIAとカプコンは、「ストリートファイター6」や「バイオハザード ヴィレッジ」など、高い評価を得ているゲームをクラウドに近々追加する予定です。HoYoverseの絶大な人気を誇るSFロールプレイングゲーム「崩壊:スターレイル」も間もなくGeForce NOWに追加される予定です。

■価格と提供時期

日本における GeForce NOW Ultimateメンバーシップは、本日より新規登録が可能となり、価格は月額3,580円、6ヶ月17,900円となります。Priorityメンバーシップは月額1,790円、6ヶ月8,950円です。Priorityメンバーは、RTX ONのプレミアムリグ、セッション時間の延長、ゲーミングサーバーへの高速アクセスなどの特典が受けられます。

メンバーは、低い性能のPC、Mac、Chromebook、Androidを含むデバイスにストリーミングできるほか、対応するSamsungやLGのスマートTVでもネイティブにストリーミング可能です。

そして、GeForce NOWはメンバー限定の特典を提供します。日本のゲーマー向けの初の特典は、地域限定となる「原神」の特典パックを提供します。

また、最近リリースされた、24時間クラウドにアクセスできるDay Passを利用することも可能で、Ultimate Day Passは1,300円、Priority Day Passは650円となっています。Day Passの利用者はメンバーと同じ特典を受けることができ、月額メンバーになる前にサービスを試すことができるほか、いつでもクラウドを利用できる柔軟性も備えています。

NVIDIAは、GeForce NOW AllianceパートナーであるKDDIとともに、日本におけるGeForce NOWクラウドゲーミングの運営を行います。KDDIは現在、日本のゲーマーにGeForce RTX 3080搭載サーバーへのアクセスを提供しています。


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