新井町設備会社 ヨコレイが30万円寄付 能登被災者支援に 横浜市保土ケ谷区

倉田専務理事事務局長(右)に救援金を手渡す有井社長

空気調和設備などを行う「株式会社ヨコレイ」(有井清社長)=新井町=が能登半島地震の被災地支援の救援金として、30万円を公益財団法人神奈川新聞厚生文化事業団=中区=に寄付した。救援金は同事業団から日本赤十字社を通じ、被災地支援に活用される。

同社はこれまで、さまざまな社会貢献活動を実施。東日本大震災の直後には、三陸の被災地に中古のエアコンを提供するボランティア活動に参加するなど、多面的に取り組んできた。能登半島地震では、下水道管からの漏水で水道が使えない状態が続く施設などがあることを知り、救援金という形での支援を決めた。

有井社長は3月18日に同事業団を訪問。「インフラ復旧が進まずに不自由な避難生活を余儀なくされている方々もいると聞く。少しでも皆さんの力になれたらうれしい」とあいさつし、倉田昭人専務理事事務局長に救援金30万円を手渡した。倉田専務理事事務局長は「被災地の復興にはお金がかかる。善意に感謝したい」と話した。また、有井社長が会長を務めている一般社団法人神奈川県空調衛生工業会は50万円を寄付した。

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