被害者支援センター 区内2社に感謝状 ハウジングセンターなどに 横浜市青葉区

永野専務理事(左)と岡崎取締役

公益社団法人神奈川被害者支援センターは青葉区内の不動産業、ハウジングセンター(株)とあざみ野不動産(株)の2社から寄付を受け、3月25日に感謝状を贈呈した。

被害者支援センターは犯罪や交通事故などの被害者やその家族、遺族を対象に電話相談や面接相談を通じて悩みの解決や心のケアに取り組んでいる。一方、両社は被害者らに寄り添い、日常を取り戻すために支援と協力を行う「青葉被害者支援ネットワーク」の会員であり、被害者支援センターの活動に賛同の意を込めて寄付に至ったという。

感謝状の贈呈には被害者支援センターの永野弘幸専務理事と両社で取締役を務める岡崎政則さんが出席。岡崎さんは「被害者支援センターは民官一体となって被害者らを支援している。非常に感銘を受けた。継続的に協力したい」と話した。また、永野専務理事は「被害者らも住み慣れたまちでそのまま暮らしたいという希望を持っているが、引っ越しをせざるを得ない場合もある。そういった時に不動産業の企業に対応してもらっている」と説明した上で、「引き続き協力をお願いしていきたい」と話していた。

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