6万本のチューリップ続々開花 春彩る風物詩 匝瑳で祭り開幕

色とりどりに咲くチューリップ=2日、匝瑳市

 匝瑳市の春を彩る風物詩「そうさチューリップ祭り」が開幕した市生涯学習センター南側の「のさか花の広場」で、11種類約6万本のチューリップが続々と開花している。市の花にもなっていて、色とりどりに咲き誇り、訪れる人たちを和ませている。

 同祭りは市民らの実行委員会が開き、今年で28回目。球根植えなど花育てにオーナー制を採用し、今回は約590の個人・団体がオーナーを務める花が咲く。事務局によると、ここ数日の陽気で開花が進んだ。

 2日夕時点で6~7割ほどが咲いた。雨の影響は心配だが、14日までの祭り期間中は花が楽しめそう。広場には家族連れらが訪れ、色鮮やかな花をめでたり写真撮影をしたりしている。

 期間中は見学自由。7日には、キャラクター撮影会や飲食販売の出店などのイベントを予定(雨天中止)。開花状況は市公式ホームページの花だよりコーナーに掲載している。

匝瑳の春を盛り上げるカラフルなチューリップ=2日、匝瑳市

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