【MLB】「気持ちが楽になりました」大谷翔平、移籍後初アーチに安堵 監督のひとことが助けに「自分らしくいればそれだけでいい」

ドジャース大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地でのジャイアンツ戦に「2番DH」で先発出場。7回裏の第4打席に、移籍後初本塁打を放った。

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■「僕にとってすごく特別なボール」

前日の試合では、3打数無安打1四球と快音なしだった大谷。開幕から8試合でノーアーチと波に乗り切れていなかったが、ついに、待ちに待った今季1号が飛び出した。

大谷は、4-3とドジャース1点リードで迎えた7回裏の第4打席、相手3番手テイラー・ロジャース投手の5球目シンカーを鮮やかに捉えると、打球は速度105.6マイル(約169.9キロ)でファンが待ち受ける右中間へ。角度24度で高々と舞い上がった打球は、飛距離430フィート(約131.0メートル)まで伸びてスタンド中段に突き刺さった。

試合直後に現地メディアの取材に応じた大谷は「ボールの見え方が一番大事だと思っているので、自分が納得できるスタンスで構えることを心掛けました」と、ここ数試合での修正点を挙げると「監督とも今日(試合前に)話して、自分らしくいればそれだけでいいと言って貰えたので、気持ちが楽になりましたし、結果が出たので継続して頑張りたいなと思います」と、胸の内を明かしている。

「毎日毎日、これだけ多くのファンに入ってもらって、すごく自分もエナジーを貰えているので、力に変えて今後も頑張りたいと思います。(ホームランボールは)ファンの人と話したらいただけるということだったので、僕にとってすごく特別なボールなので本当にありがたいなと」と、ファンに感謝を伝えると穏やかな笑顔を浮かべていた。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)

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