子供の視力低下は「スマホや携帯ゲームが関連」約8割

子供がメガネデビューした時期は?

アイジャパンは2024年4月2日、「子どものメガネデビューに関する実態調査」の結果を公表した。子供の視力の異変に気付いたきっかけは視力検査であり、メガネデビューの時期は小学1年生が最多であることがわかった。

アイジャパンはライフスタイルに合わせたメガネを提案するメガネショップ「アイメガネ」を展開。「子どものメガネデビューに関する実態調査」は、全国のメガネを掛けている小学生の保護者750名を対象にインターネットで実施した。調査期間は2024年3月8日~12日。

メガネを掛けている小学生がメガネデビューした時期は、最多回答は「小学1年生」19.7%、次に「小学3年生」17.3%、「小学2年生」17.1%と続く。この結果、メガネを掛けている小学生の約7割が、小学3年生までにメガネデビューしていることがわかった。

子供の視力の異変に気付いたきっかけは、1位「視力検査」44.1%、2位「黒板の文字が見えづらいと言うようになった」24.3%、3位「目を細めるときが増えた」23.7%となった。子供の視力低下に、77.9%の保護者がスマホや携帯型ゲーム機が「関連している」と回答している(関連している40.0%、どちらかというと関連している37.9%)。

子供のメガネデビューに対して、76.6%が「不安があった」と回答した。不安の最多は「視力の低下」45.1%で、ついで「日常生活への支障」35.5%、「低年齢であること」34.3%と続く。

メガネをかけることで子供の心境に変化があったか聞いたところ、39.6%が「ポジティブになった」、44.7%が「変化はない」、9.1%が「ネガティブになった」と回答している。

中川和佳

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