足早に進む季節 全国的に気温高く 関東以西は曇りや雨の日多い 気象庁1か月予報

 

 気象庁は4日(木)、向こう1か月(4/6~5/5)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は全国的に高い見込み。特に、期間の前半(4/6~4/20)は、全国的に気温がかなり高くなる可能性がある。

 低気圧や前線などの影響を受けやすい時期があるため、東日本の太平洋側と西日本は、向こう1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見通し。沖縄・奄美は向こう1か月の降水量は、平年並みか多くなりそうだ。

■高温に関する早期天候情報

 全国的に向こう2週間は暖かい空気に覆われやすいため、気温が平年並みか高い見込み。特に、13日(土)前後からの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。東・北日本で積雪の多い地域は、なだれにも注意が必要だ。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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