大谷翔平1号により125年間で初の偉業誕生 米記者報道、ドジャース投手も絶賛「素晴らしいね」

ジャイアンツ戦で移籍後初本塁打を放ち、ドジャースの勝利に貢献した大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地ジャイアンツ戦

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。7回に待望の今季1号ソロが飛び出した。4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利。これで開幕から9試合連続で5得点以上となり、MLBでは125年間で6度目、球団では初の出来事になったと米記者が伝えている。

遂に大谷に豪快な一発が飛び出した。7回、左腕テイラー・ロジャースが投じた外寄りのボールを強振。打球は右翼席に飛び込む移籍後1号ソロとなった。飛距離430フィート(131メートル)、打球速度105.6マイル(約170キロ)の一発に観客は総立ち。悠々とホームインした大谷は、ベンチ前でテオスカー・ヘルナンデスが投げたヒマワリの種を浴び、祝福された。

大谷の一発でドジャースはこの試合5得点目。MLB公式のサラ・ラングス記者は自身のXで「ドジャースは今季開幕から9試合連続で5得点以上をマーク」と伝え、1900年以降、開幕から9試合以上連続で5得点以上を挙げたのは2002年インディアンス(現ガーディアンズ、10試合)、1999年インディアンス(10試合)、1936年レッズ(10試合)、1932年ヤンキース(13試合)、1903年パイレーツ(10試合)に続いてMLB史上6度目、ドジャースでは初の出来事になったと伝えた。

この日の先発グラスノーは米メディアの取材に「素晴らしいね。リードを得られるのはいつだっていいもの。凄く自信になるよ」と野手の得点に感謝していた。ベッツ、フリーマン、スミスら強打者がそろうドジャース打線。ここに大谷の調子が上がってくれば、さらに相手の脅威となりそうだ。

THE ANSWER編集部

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