イオン天王町ショッピングセンターで３月27日、加齢に伴って心と体の働きが衰える「フレイル」を予防することを目的としたイベントが開かれた。横浜市とイオンリテール（株）・大塚製薬（株）・公益財団法人横浜市スポーツ協会の共催。
店内の特設会場ではフレイルを予防する｢運動｣｢口腔｣｢社会参加｣｢栄養｣に関する取り組みを紹介したブースを開設。タンパク質量や体脂肪などの測定や噛む力のチェックなどを通じて、予防へ向けた学びを深めた。
市が２０１９年度から22年度までの３年間、65歳以上の高齢者に対して行ったアンケート調査によると、19年度と22年度を比較すると要支援・要介護認定を受けておらず、介護や介助が必要でないと答えた人のうち、フレイルであると判断された人の割合が１・３倍増えている。
