CM出演の林修氏、自身の俳優業について言及「選挙とドラマと同窓会には出ない」

新製品発表会に登場した林修氏【写真:ENCOUNT編集部】

企業の新CMに出演

予備校講師でタレントの林修氏が4日、都内で行われた『KKCompany Japan新製品発表会』に出席した。

アジア太平洋圏に事業拠点を持つグローバルメディア&テクノロジー企業グループ KKCompany Technologies Inc.の日本法人であるKKCompany Japanは、これまでコンテンツ動画配信サービスで培ってきた動画とAIの技術を融合させた、法人向けマルチメディア対応AIプラットフォーム『BlendVision AiM』を新たにグローバルにてローンチし、日本国内においても販売、サービスを開始することを発表した。

同ブランドのアンバサダーに就任し、4日より放映開始される新CMに出演する林氏は、「これからは俳優業も?」と声をかけられると、「いやいや、僕は選挙とドラマと同窓会には出ないと強く言っておりますので」と笑いを誘い、改めて、同サービスが教育現場でどのような形で役に立つと思うか尋ねられると「こう言うと批判が来るかもしれないですけど、教育の世界は非常に遅れているところが多くて、勘と経験で指導等がなされている。例えば過去問を10年分やれって言う先生がいるんですけど、なんの根拠もないんですよね」と苦言を呈した。

その上で「ビッグデータを活用して、実際にこういうことが過去にあって、いま生徒はこれくらいの学力しかないから、それを補っていけばその子の志望がかなうと思うので、AIを活用して分析して、提案することは、これからの教育において必要な、そして今まで以上に効果が望める教育が実現できるのではないかと思います」と期待を寄せた。

また、4月から新たなステージに向かう学生や社会人にエールを求められると「社会人と学生ではまったく送る言葉が違う」といい、「社会人になるとお金をもらう立場になりますから、もらっているお金に対しての責任をどう果たしていくか。もちろん最初は十分なことができずに、失敗もするでしょうけど、失敗も踏まえて自分の責任をどう背負っていくかということを考えてほしいなと思います」と語り、「学生はご家庭の事情もありますけど、まだお父さんお母さんがお金を払ってくれる。ということは(お金に対して)責任を取らなくていい。無責任の自由を謳歌する最後の時代なので、そこを楽しんでほしいと。いつも学生と就職した人に正反対のことを申し上げますので、それがそれぞれのエールになると思います」とメッセージを送った。ENCOUNT編集部

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