就任後の数カ月間で取り組んできた仕事に満足するチャージャーズHCハーボー

ロサンゼルス・チャージャーズのジム・ハーボー【NFL】

ロサンゼルス・チャージャーズがオフシーズンのワークアウトプログラムを開始した現地2日(火)、ロサンゼルスにおけるジム・ハーボー時代が正式に幕を開けた。

この9年間をミシガン大学で過ごし、常にエネルギーに満ちあふれているハーボーは、ヘッドコーチ(HC)に就任してからの3カ月間を、新たな役割でのすべり出しとして、これまでに経験したことがないほど素晴らしい期間だったと説明している。

チーム公式記録によると、ハーボーHCは火曜日に「素晴らしかった。これは本当のことだ。最初に取りかからなければならなかった仕事の中で、最も素晴らしい仕事だった」と述べたという。

「そのような形で終わることを願っているが、とてつもないスタートだった。コーチの採用、1日だけではなく、しばらくかかるフリーエージェント(FA)、ドラフトへの準備。コーチングスタッフと、この1カ月半で生み出された仕事の量には本当にワクワクしている。ものすごくたくさんあったが、彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。銃の撃鉄を起こした状態で安全装置をかけ、いつでも戦う準備はできているといった感じだ。ただ選手がやって来るだけでよくて、今日はその日を迎えた。とても良い感じだった」

大げさな表現を用いることを決して避けることはないハーボーHCは、サンディエゴ大学やスタンフォード大学、サンフランシスコ・49ers、ミシガン大学、そして今回のチャージャーズと、フットボールのコーチとして何度も新たな仕事を経験してきた。そのほとんどの場合で、ハーボーHCはすぐに成功をつかんでいる。

チャージャーズはオフシーズンプログラムのフェーズ1を開始。フェーズ1は任意参加の2週間を指し、活動がミーティング、ストレングス&コンディショニング、フィジカルリハビリテーションに限られる。フェーズ2で、選手たちはドリルや個人ワークのためにフィールドに出る予定だ。

仕事に取りかかることについて「ただただ良い感じだ」と語ったハーボーHCはこう続けている。「新年の始まりのような――あけましておめでとうっていう感じ。学校の初日とか、家族との再会とか、帰省とか、そういう感じだ」

「建物に新しい活気とエネルギーが満ちているように感じられる。選手たちからも熱意が見てとれる。単に私が熱くなっているからかもしれないが、本当にみんなが熱意を持っているように見える。良い初日だ」

良い初日を終えたハーボーHCは、それをすぐに良い日々に変えていきたいと願っている。そうした中で、チャージャーズは新HCと同じように熱意を持ってロースターの再建に取り組むだろう。

【RA】

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