敷地内 エコに移動 Ark館ケ森・一関 電動キックボードなど シェアリング開始

Ark館ケ森内に設けられた電動キックボードなどのシェアリングサービスのポート

 一関市藤沢町黄海の農業体験施設Ark館ケ森は、来場者が広い敷地内を移動するのに役立ててもらおうと電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービスを始めた。環境負荷の低減と来場者の利便性向上を図る。

 同施設はアーク(本社同町黄海、橋本晋栄代表取締役)が運営し、農業体験や観光、飲食などが楽しめる。敷地内は自家用車でも移動可能だったが、環境負荷の少ない循環型農業を推進する立場から、2023年の大規模リニューアルに合わせて徒歩と周遊バスのみに改めていた。

 利用は16歳以上が対象。料金は時間制で10分ごとに100円。Luupのサービス専用のスマートフォンアプリで申し込む。敷地内に2カ所あるポート(駐機場)で乗車・返却する。決済や返却手続きもアプリで行う。アプリの使用は年齢確認書類の登録と交通ルールテストでの合格が必要。

© 岩手日日新聞社