パリ五輪出場権争いのメンバー決定! 大岩剛監督「タフに戦い抜くという自信をもって大会に臨む」 キーマン出現の願いも

会見で思いを語る大岩剛監督。[写真:©超ワールドサッカー]

パリ五輪出場権争いのメンバー決定! 大岩剛監督「タフに戦い抜くという自信をもって大会に臨む」 キーマン出現の願いも

パリ・オリンピックアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップのメンバーが決まった。

パリ・オリンピックのアジア出場枠は3・5枠で、グループステージでは16カ国が4つの組に分かれ、各組2位までが準々決勝に進出。上位3カ国がストレートイン、4位はU―23ギニア代表との大陸間プレーオフに回る。

8大会連続のオリンピック出場を目指すU―23日本代表はグループステージでU-23中国代表、U―23UAE代表、U―23韓国代表と同居。前日深夜までメンバー選考に時間をかけたという大岩剛監督は各クラブの派遣協力に感謝し、抱負を語った。

「アジアを勝ち抜く難しさは理解したなかで、このグループの発足当初から色んなものを積み重ねてきた。その積み重ねの自信と、この23選手でタフに戦い抜くという自信をもって大会に臨む気持ちでいる。選手にもそれを伝えて、一丸となって一戦一戦戦っていきたい」

トーナメントを勝ち抜く上でキーマン、あるいはラッキーボーイ的の存在もチームの力になり、鍵になってくるが、「今の時点で誰々とコメントできない」と具体的な言及を避けつつ、願いを込めながらそうした選手の出現も期待した。

「中2日で試合がやってくる。1試合1試合のなかでキープレーヤーが出てきてほしいし、大会が進むにつれ、俗に言うラッキーボーイとか、チームを前進させてくれる選手が出てきてくれるのを望む」

この大会に臨むにあたって注目される1つがキャプテンの役割を誰に託すのか。ついにメンバーが固まったが、「首相については前回の活動でも言ったが、現時点ではまだ決めていない」ときっぱり。その理由を続けた。

「なぜなら、我々のグループにも各クラブで主将、ないしは副主将を務めている選手もいる。選手全員がキャプテンをやれると思っている。グループを引っ張っていくという部分では選手それぞれに才能を発揮してほしい」

「そして、リーダーという話については我々のグループのなかで数多くの招集に応じてくれた選手たちがいる。そういう選手たちは各ポジションのリーダーになりうる。それはスタッフ間でも、監督が決めることではない」

「各選手が責任を負いながら、各選手、スタッフに信頼をしてもらうのが重要。そういう部分を発揮している選手が何人もいるし、そういう選手たちに期待したい」

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