さくらまつり きょう4日開幕 北上展勝地

 北上展勝地さくらまつり(実行委主催)は4~29日、北上市立花の市立公園展勝地一帯で開かれる。期間中の26日間、観光馬車運行や民俗芸能公演などのほか、新たに夜間のイルミネーションなど「光」で楽しむ企画を用意し、盛りだくさんのイベントを繰り広げる。

 暖冬傾向から、今年は過去最も早い開幕。初日から観光馬車を運行して岩手のうまいもの市、キッチンカーが出店し、SLも公開する。5日からは観光人力車も始まる(17日まで、13日除く)。

 桜の開花は8~11日ごろと見込まれ、実行委は渋滞対策として13、14日の午前8時~午後5時に市中心部の珊瑚橋の一般車両通行を規制。両日は江釣子ショッピングセンターパル、市役所、北上駅東口、稲瀬スポーツ交流館(旧照岡小学校)と展勝地を結ぶ運行間隔20~30分のシャトルバスを運行し、バス乗り場付近には駐車場を用意する。

 シャトルバスはこれまで有料だったが、実行委は「家族連れで乗車すると出費になるだけに、少しでも負担を減らして渋滞を緩和したい」として初めて無料とする。2019年まで続けられた北上川渡し舟、観光遊覧船は運航しない。

© 岩手日日新聞社