オリオールズの有望株たちが大暴れ マイナーAAA級で1試合26得点

日本時間4月4日、オリオールズ傘下マイナーAAA級ノーフォークの打線に名を連ねるプロスペクト(若手有望株)たちが大暴れした。2本塁打を含む5安打10打点をマークしたヘストン・カースタッドを筆頭に、ジャクソン・ホリデイが4安打2打点、コビー・メヨが5安打1打点、カイル・スタワーズが3本塁打を含む4安打7打点、コナー・ノービーも1本塁打を含む2安打3打点を記録。結局、スタメン9人で合計8本塁打を含む29安打26打点を叩き出し、26対11という打撃戦を制した。26得点、8本塁打、29安打はいずれもノーフォークの球団新記録となっている。

オリオールズは野手の層が非常に厚く、ブランドン・ハイド監督はシーズン開幕前に「多くの優秀な選手を開幕ロースターから外さなければならない」と語っていた。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは、全体1位のホリデイを筆頭に、サミュエル・バサロ(17位)、メヨ(29位)、カースタッド(31位)と全体31位までに4人がランクイン。このうち、バサロを除く3人は現在AAA級でプレーしており、ノービーとスタワーズも含め、AAA級の打線にはメジャーで活躍できるレベルの実力を持つ若手がズラリと名を連ねている。

今日の試合では、9イニングのうち無得点に終わったのは2回表だけ。1回表にスタワーズの3号2ランなどで3点を先制すると、3回表に1点を追加。3回裏に一挙5失点で逆転を許したが、4回表に2点、5回表に2点、6回表に7点、7回表に5点、8回表に5点、9回表に1点と得点を重ね、最終的には26対11で圧倒した。

1番ホリデイ、2番ノービー、3番カースタッド、4番メヨ、5番スタワーズ、そして6番ペイトン・バーディックも含む6人が打率.375以上をマークしており、OPSも1.039以上。まだシーズンは始まったばかりだが、マイナーAAA級でトップクラスの強力打線であることは間違いないだろう。メジャーのロースターにもアドリー・ラッチマン、ガナー・ヘンダーソン、コルトン・カウザー、ジョーダン・ウエストバーグと優秀な若手野手を揃えているオリオールズ。今後長きにわたって野手のタレント不足に困ることはなさそうだ。

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