恒例の “夜神楽” 定期公演がスタート 外国人観光客向けに英語の司会 字幕モニターも設置「分かりやすい」と好評 広島市

広島市中心部で、夜神楽の定期公演が、3日から始まりました。毎週水曜日の夜にひろしま神楽を楽しむことができます。

3日は、北広島町の琴庄神楽団が「土蜘蛛(つちぐも)」を披露。定期公演は、ひろしま神楽の魅力を広く発信しようと毎年、開かれていて、ことしで11回目です。

3日の来場者は424人で、約3割が外国人でした。国内だけでなく、インバウンドの集客に力を入れていて、司会が英語も話すほか、字幕モニターを2台設け、より親しみやすくしました。

ことしは、シーズンを通して、8000人から9000人の来場者を目指すということです。

オランダから
「衣装や音楽、踊り、ストーリーがあいまって、すごく感動した」

ドイツから
「初めて神楽を見て、とてもおもしろかった」
「英語の字幕がとても分かりやすく、外国の観光客にとっていい」

定期公演は、年末までの毎週水曜日午後7時から広島市中区の県民文化センターで開かれます。

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