マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表DFルベン・ディアスが、プレミアリーグの優勝争いについて語った。イギリス『TNTスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第31節、マンチェスター・シティはアストンヴィラとの試合に勝利してプレミアリーグ3位に立っている。前節のアーセナルとの試合はスコアレスドローに終わり、首位リヴァプールとの勝ち点差は“3”ポイントとなった。
ディアスは、史上初のプレミアリーグ4連覇を目指すマンチェスター・シティに許されるミスの余地は「限りなく小さい」と語った。同選手はアストンヴィラとの試合を前に『TNTスポーツ』のインタビューに応じた。
「アーセナル戦で勝ち点“3”を取りたかったし、引き分けたのは悔しい。でも、今は前を向かないといけない。僕たちは首位に近づいているし、集中を切らさずに目の前の1試合1試合のことを考えなければいけない」
「優勝候補は僕たちとアーセナルとリヴァプールの3チーム。この3チームはどれも優勝できるだけのチームだ。あとはどのチームが1番安定して結果を出し続けるか。それがすべてだ」
そしてディアスは、マンチェスター・シティが達成してきた実績と、その過程で重ねてきた選手たちの経験が、今後の優勝争いにおいてカギになると語った。
「うまくいけば、この経験が他との違いを生み出すだろう。僕たちは過去にもこういった状況で戦ってきた。特にシーズンのこういった時期に、過密日程のなか安定したパフォーマンスを保つのは簡単じゃない」
またディアスは、プレミアリーグ4連覇という前例のないことを成し遂げようとする意欲が、エネルギーとなって選手たちを突き動かしていると語った。
「僕たちは間違いなく幸せだ。これまで成し遂げてきたことに満足している。今は優勝争いに残り続けて、すべての大会で勝ち残り続けることが大事だ。UEFAチャンピオンズリーグとFAカップは負けたらそこで終わり。リーグ戦も負ければ可能性はなくなっていく。失敗できる余地は限りなく小さい」
「今後の試合はたくさんある。命運を分けるのはわずかな差だ。でも僕たちはこういう状況に慣れている。そして、勝つためにはこの“わずかな差”を楽しまなければいけない」