全米女子オープンも“前後”も出ます 小祝さくら「遅めに入る作戦」のワケ

前週優勝で世界ランキングも自己最高43位に上げた小祝さくら(撮影/亀山泰宏)

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前(4日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6535yd(パー72)

前週「ヤマハレディース」で優勝し、最新となる3日付けの世界ランキングで自己最高43位に浮上した小祝さくら。上位75位までのメジャー第2戦「全米女子オープン」(5月30日~/ペンシルベニア州ランカスターCC)の切符を獲得し、出場を明言した。

前週と翌週の国内ツアーについても「出ます」とサラリ。プロテスト合格翌年から2022年「全米女子オープン」と同週の「ヨネックスレディス」を除いて出られる試合は“皆勤”を貫く。その22年大会も、前週「リゾートトラストレディス」を制して渡米。15人が出場した日本勢でただ一人、日米で連戦を組むタフなスケジュールで臨んだが、本戦では最上位の20位に入った。

「その前(12月開催だった20年大会)が結構早めに入ったら、ちょっと時間を余らせて、試合まですごく長く感じてしまった。(22年は)ちょっと遅めに入る作戦でギリギリに入って、結構良かった。時差ボケとかは心配ではあるんですけど、今回もそんな感じで行こうかな」。同じリゾートトラストレディスまで戦い、前回と同じ東海岸での大舞台に乗り込む算段。小祝だけが知る成功体験が心強い。

今季5戦で9位タイ→2位タイ→2位→16位タイ→優勝と抜群の安定感を誇り、2021年以来2度目の2週連続Vへ期待も膨らむ。「グリーンが大きくて傾斜も強い。ショットが大事になる」と警戒するコースを前に、難しいセッティングも望むところ…とは言わないのが小祝流。「いや、そんな…」と首を振って笑わせ、「ベストを尽くして、どうなるか」。“黄金世代”で初めて国内ツアー10勝を積み上げた堅実な歩みのままに挑む。(埼玉県鳩山町/亀山泰宏)

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