大西大通り線 住民と相模原市長の対話は平行線 相模原市緑区

質問に答える本村市長

相模原市が計画を進める市道大西大通り線の整備について、地域住民と本村賢太郎市長による対話集会が3月24日、緑区合同庁舎で開催された。

大西大通り線は、リニア中央新幹線の新駅設置による周辺の交通量増加に対応するため、国道16号から橋本相原線をつなぐ新設予定の道路。計画は住宅街に掛かり、約100世帯に影響があるとされる。

この日の集会は、大西大通り線新設に反対する会、大西大通りを考える住民有志(西橋本2丁目、3丁目)が要望したもので、同様の集会は昨年8月に開催され今回で2回目となる。

当日は会場に48人(市発表)が訪れた。集会は、事前に集めた質問、要望について市が答えていく形で進行。当初に予定していた道路の位置が急に変更になったことや地域住民に説明がなかったことを背景に、「計画の凍結、許可申請のスケジュールを取り下げること」や「住民の意見を聞いて話し合い、計画を変更してほしい」などの意見が挙がった。これに対し本村市長は、「未来の橋本を考える上で必要な事業。橋本を降りたい駅、訪れたくなるまちにしていくため、橋本駅南口のまちづくりとともに道路整備は必要となる。ご理解いただきたい」と理解を求めた。

納得できない参加者からは「なぜ市民の意見を聞かないのか」「反省するけど計画は進めますでは納得できない」などと異議を唱えた。本村市長は「一人でも多くの人に理解してもらえるよう対話していく」と答えた。

終盤には新設反対の署名857筆が本村市長に手渡された。集会の参加者は、「多くの疑問、質問、問題があったが、同じ回答の繰り返しで本当に知りたい内容については答えていなく消化不良に終わった」と話した。

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