マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督が、負傷者続出の現状について言及した。
プレミアリーグの負傷情報をまとめているイギリスメディア『Premier Injuries』によると、今季のマンチェスター・Uでは1試合以上の欠場を余儀なくされた負傷が30件発生している。これはチェルシーやリヴァプールなどと並ぶリーグ2位タイの多さだ(最多はニューカッスルの32件)。
現地時間4月2日には、マンチェスター・Uのクラブ公式サイトでスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデレフとアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスが負傷したことが発表されている。両選手は少なくとも1カ月は戦線を離脱する見込みだ。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によると、記者会見場で今季の負傷離脱者の多さについて見解を求められたテン・ハフ監督は「過去18カ月に我々が戦ってきた膨大な試合の数々が疲労として蓄積し、チームや選手たちに影響を与えている」とコメント。記者から「練習が激しすぎるのでは?」と質問されると、「そんなことはない。我々はあまり厳しい練習はしていないよ」と否定した。
また、フィットネスコーチや医療部門の刷新の可能性を問われたテン・ハフ監督は「ノーだ。我々には優れたメンバーがいる」と、現在のスタッフ陣への信頼を見せた。