カープのレイノルズとシャイナーがリハビリ開始 左肩痛と右手中指剝離骨折で出場選手登録抹消

左肩痛からの復帰に向け、リハビリを始めたレイノルズ

 広島東洋カープのマット・レイノルズとジェイク・シャイナーが4日、廿日市市の大野屋内総合練習場でリハビリを始めた。レイノルズは左肩痛、シャイナーは右手中指の剝離骨折で、3月31日に出場選手登録を抹消されていた。

 2選手はランニングマシンで汗を流し、下半身のウエートトレーニングなどに取り組んだ。キャンプ中にも左肩の違和感を訴えていたレイノルズは「完全には治り切っていなかった。(開幕)2試合目の前に、実は肩の調子が良くないのは(首脳陣に)伝えていた。実際始まると自分のスイングがなかなかできなかった」と明かした。

 シャイナーは「苦しいスタートになって、悔しい気持ちだけど、早く復帰してチームの勝利に貢献したい」と前を向いた。

 来日1年目の2選手は3月29日にあったDeNAとの開幕戦に先発し、ともに30日の試合で途中交代した。「6番・三塁」のレイノルズは4打数無安打、「8番・一塁」のシャイナーは5打数1安打だった。

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