ヘンリー王子&メーガン妃は王室との緊張緩和のため「子供を英国に連れて行くべき」と専門家

ヘンリー王子、メーガン妃夫妻(ロイター)

ヘンリー王子とメーガン妃は、王室との「緊張関係を和らげる」ために2人の子供たちを英国に連れて行くべきだと専門家が促した。英紙ミラーが3日に報じた。

ヘンリー王子夫妻は4年前に王室離脱後、王室に対して数々の攻撃を加えた。その結果、2人はチャールズ国王と緊張した関係になり、ウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃とも疎遠になっている。

人間コミュニケーション専門家のルエラ・アルダーソン氏は、ヘンリー王子夫妻の子供たち、アーチー王子とリリベット王女が、王室との壊れた関係を修復するのに役立つ可能性がある」と指摘した。彼らが王室との絆を取り戻す契機をもたらすかもしれないという。

同氏は「子供たちは喜びと前向きさをもたらす独特の能力を持っており、彼らがいとこたちと交流し絆を結ぶのを見れば、周囲の大人は家族と許しの大切さを思い出させるでしょう。これによりウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃、ヘンリー王子、メーガン妃が子どもたちのために、彼らの将来の関係のために問題を解決しようとする動機なるかもしれない」とも語った。

過去には皇太子夫妻が2人の子供たちを英国に招待したとも報じられている。ただしルエラ氏は「子供たちを訪問させることで緊張が和らぎ、和解への扉が開くかもしれないが、兄弟間の亀裂の性質を考えると、真の和解のためには、より深く問題に取り組み、解決する必要がある。過去の対立についてオープンで正直に話し合うことが重要です」と付け加えた。ヘンリー王子夫妻の子供たちの訪英は、あくまでも和解へ前進するための第一歩というわけだ。

ヘンリー王子は5月8日にインヴィクタス・ゲーム10周年記念礼拝のため訪英するが、一家が帯同する可能性は低い。いずれアーチー王子とリリベット王女がヘンリー王子夫妻と王室の〝架け橋〟となる日は来るのだろうか。

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