旧横浜市庁舎活用事業 小型飲食店 出店者募る 三井不動産など 4月9、10日に説明会 横浜市中区・横浜市西区

街区のイメージ(三井不動産提供)

関内駅そばの旧市庁舎街区活用事業によって2026年春にオープンする小型飲食店ゾーン「KANNAIバル街区(仮称)」の出店希望者説明会が4月9日(火)、10日(水)の午後2時30分から関内新井ホールで行われる。

活用事業は三井不動産を代表とし、DeNA、京急電鉄、東急など8社のグループが進める。33階建てのオフィスタワーや星野リゾートによる行政棟を活用したホテルなどが建設される予定。

7〜8坪34店

バル街区は横浜スタジアム側に設けられる「みなとテラス」などに入る。三井不動産の担当者は「横浜の魅力と歴史を感じる空間で様々な料理が味わえ、ローカルさがあり、路地に並ぶ店のような体験が楽しめるゾーンにしたい」といい、面積は7〜8坪程度で、34店を募る。

全店にコの字かL字のカウンターを備え、調理をしている様子を見えやすいようにし、ライブ感を演出。共通通路に面したオープンな作りや野外テラスのある区画を並べることで人の交流が生まれるようにする。

店舗の基本内装やカウンターなどの工事費の多くは施設側が用意し、出店者は厨房機器や家具など、少ない負担で済むようにしている。同社は「個人店でもチャレンジしやすい条件にした」としている。

説明会は参加無料。詳細はサイトから。問い合わせは同街区募集担当(街制作室)【電話】011・200・3201(平日午前10時〜午後4時)

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