犬のベッドを洗う『正しい頻度』とは?基本的な洗い方やお手入れ方法までご紹介

犬のベッドを洗う「正しい頻度」とは

愛犬にベッドを購入したものの、「どうやって洗えばいいのかわからない」など、お手入れ方法に悩む方は少なくないようです。

洗濯機で洗っていいのか、手洗いをすべきなのか悩む形状が多く、形崩れが気になるベッドもありますよね。しかし、犬が毎日使うベッドは汚れやすく衛生面が気になる所です。清潔に使用するためにも、まずは犬のベッドを洗う正しい頻度を理解しておきましょう。

基本的に犬のベッドのカバーは週1回、ベッド本体は月に1回程度のお手入れが推奨されています。ただし、製品ごとにお手入れ方法は異なるため、洗濯表示に従うことが重要です。

さらに汚れたら、その都度こまめにお手入れを行うことが大切です。このような点を考慮すると、簡単に取り外しができる犬用ベッドは、「カバー付き」のものを選んだ方がお手入れがしやすいのでおすすめします。さらに、専用カバーを別売りで購入できる製品を選ぶと長期的に使えますよ。

犬のベッドの基本的な洗い方やお手入れ方法

お使いの犬のベッドが洗濯可能だとわかっても、どんな方法やどのような手順で洗えばよいのか迷いますよね。間違った洗い方をすると、品質の低下を起こす可能性が出てくるため注意しなければなりません。

愛犬のお気に入りのベッドを保護するためにも、基本的な洗い方や注意点などを把握しておきましょう。

基本的な洗い方とお手入れ方法

まずは洗濯表示の確認をしましょう。「洗濯機OK」「手洗いOK」などと記載があれば洗うことができます。

犬のベッドを洗う基本的な手順は、まず抜け毛を粘着ローラーで取り除き、洗濯表示に従って洗濯機または手洗いを行い、乾燥機または天日干しで乾かす、という流れです。取り外したカバーのみ洗濯する場合は、この手順で洗いましょう。ただ問題なのは、犬のベッド本体の洗い方ですよね。

「洗濯機OK」のものは、洗濯表示の液温またはコースを選択して洗浄します。また、洗濯洗剤は、ペット専用または無添加のものを選ぶとより安心です。

「手洗いOK」の場合は、たらい桶または浴槽に水または適温のぬるま湯を溜め、洗濯洗剤を溶かしてからやさしく洗います。大きいサイズのベッドは浴槽に適量の水またはぬるま湯に洗剤を溶かし、ベッド本体を足でやさしく踏むように洗ってみてください。その後はすすぎと脱水を行います。

いずれも目の細かい洗濯ネットに入れた方が材質の劣化を防ぎ、抜け毛が落ちにくくなりますよ。

毎日のお手入れとして、こまめに粘着ローラーで表面についた毛を取り除くことをおすすめします。ペットの抜け毛などが溜まると、ダニや雑菌の繁殖につながりやすいため、汚れたらその都度お手入れを行いましょう。

注意点

基本的に「水洗い不可」とある製品や、洗濯表示の洗濯桶マークに「×マーク」がある製品は、洗濯することはできません。

また、洗濯桶マークの中に記載される数字は液温のことです。さらに、洗濯桶マークの下に1本の横線がある場合は「弱」、2本の横線は「さらに弱く」という洗濯作用の強さをあらわします。

たとえば洗濯桶マークの中に「40」という数字があり、さらに下部に2本線が記載されていたら、40度以下のぬるま湯でソフトコースまたは手洗いで洗濯を行ってください。

犬のベッドの中には型崩れしやすい形状や材質のものがあるため、洗濯機で洗う場合でも「手洗いコース」を選ぶなどの配慮を行いましょう。乾燥機を使用すると中わたが偏るなど、品質を損なうおそれがあるため、洗濯表示に「OK」がない場合は使用を避けましょう。

また、犬はニオイに敏感であり、自分のニオイがある方が落ち着く傾向があります。そのため、芳香性のある柔軟剤の使用は控え、犬がなめても危害のない洗剤を選んでくださいね。

さらに、一般的なコインランドリーの利用はできません。犬用ベッドのようなペット用品は動物の毛がたくさん付いているため、ほかの利用者への迷惑や故障につながる恐れがあります。

まとめ

お手入れ方法がわかりにくい犬のベッドですが、こまめなお手入れと正しい洗濯を行えば長持ちさせることができます。

手軽に洗濯ができるカバー付きのベッドや洗いやすい形状のものを選び、衛生面に気を配りましょう。

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