韓国与党トップ「犯罪者に投票すれば韓国は “奈落”」…「事前投票で示してほしい」

韓国与党“国民の力”のハン・ドンフン(韓東勲)非常対策委員長は、国会議員総選挙(4月10日実施)の事前投票期間の前日である4日「法を守って暮らしている善良な市民たちが『犯罪者たちに勝つ』という意気込みを、明日の事前投票でみせてくださることを願う」と訴えた。

ハン委員長はこの日の午前、ソウルの与党中央党舎で記者会見を開き「明日、事前投票場に行ってほしい」として、先のように語った。総選挙の事前投票は今月5~6日の2日間、午前6時から午後6時まで実施される。

ハン委員長は「選挙の投票日も残りわずかとなった。世論調査の結果も伝えられない期間だ」とし「他人の話に不安がったり、投票場に行かなかったり、明白な犯罪容疑者たちや過ちを犯しても悪びれることなく自ら退きもしない鉄面皮のような候補に投票すれば、それは韓国を奈落の底へと突き落とす選択だ」と語った。

つづけて「みずからの判断を信じ動じることなく、一人残らず投票してほしい」とし「『事前投票すれば負ける』『投票率が高ければ負ける』というような話は気にせず、『私が票を投じれば勝つ』『われわれが票を投じれば、韓国が勝利する』と考え、皆が投票してほしい」と訴えた。

また「われわれのこどもたちや青年たちに、イ・ジェミョン(李在明)“共に民主党”代表やチョ・グク(曹国)“祖国革新党”代表のように生きてもよいと言うことができるだろうか」と語った。

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