刺し身やローストビーフ食べ18人食中毒 10~64歳の男女 兵庫・三田の飲食店を営業停止

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 兵庫県の宝塚健康福祉事務所は4日、同県三田市相生町の飲食店「嬉らく人 はなれ」でコース料理などを食べた18人が吐き気や下痢などを訴え、うち8人と調理従事者1人からノロウイルスが検出されたと発表した。同事務所は食中毒と断定し、同店を5日まで2日間の営業停止とした。

 同事務所によると、18人は同市や宝塚市、神戸市などに住む10~64歳の男女。同店が3月23日に提供した刺し身やローストビーフ、カルパッチョなどを食べた。24日午後以降にそれぞれ発症したが、軽症で入院した人はおらず、全員快方に向かっているという。

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