松山市役所の新庁舎 2030年に本館北側のスペースへ機能集約 整備検討審議会が計画取りまとめへ

老朽化している愛媛県松山市役所の3つある別館の機能などを集約した新しい庁舎の、整備検討審議会が開かれ、基本計画案について意見を交わしました。

松山市役所の新しい庁舎は、本館北側の立体駐車場跡地や第3別館のスペースに2030年、整備される計画で、本館ほどの規模の建物に市長室の他現在3つに分かれている別館の機能を集約します。

4日の審議会では市側が、基本計画案について、建物の維持管理へ3Dデータに図面や設備の耐用年数など様々な情報を盛り込んだ「BIM」というシステムの活用を検討することなど、変更点を説明しました。

これに対し委員からは、「BIM」の活用に賛同が上がったほか、物価高騰を踏まえ概算事業費163億円の精査を求める意見などが出ていました。

審議会では次回、今月26日に基本計画案を取りまとめる予定です。

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