北京で中日共催のシルクロード陶磁器展

北京で中日共催のシルクロード陶磁器展

2日、集合写真に収まる来賓ら。(北京=新華社記者/肖月)

 【新華社北京4月4日】中国北京市の清華大学芸術博物館で2日、同館と平山郁夫シルクロード美術館が共催する特別展「古代東西文明交流における陶磁芸術」の開幕式が行われた。共産党清華大学委員会の向波濤(こう・はとう)副書記、在中国日本大使館の臼井将人公使、平山郁夫シルクロード美術館の平山東子館長、中国文物交流センターの周宇(しゅう・う)副主任、清華大学芸術博物館の杜鵬飛(と・ほうひ)副館長が出席した。

 平山館長は、清華大学芸術博物館と共催する特別展はガラス器展、金属器展に続き、今回で3回目となるとした上で、いずれも古代の人々が火の力を駆使して創造した工芸品で、学術的にも重要な意義があると指摘した。

北京で中日共催のシルクロード陶磁器展

2日、開幕式で発言する共産党清華大学委員会の向波濤副書記。(北京=新華社記者/肖月)

 杜副館長は、展示される文化財は空間的にも時間的にも大きな広がりを持っており、来場者は見学を通じ、東西の異なる文明間の共通点と相違点をよりよく理解できるだろうと述べた。

 平山郁夫シルクロード美術館が所蔵するシルクロード沿線各地の陶磁器類267点(組)が展示される。古代近東地域、イラン高原とその周辺、インダス文明、地中海地域、中央アジア、イラン・イスラム、東アジア・東南アジアの7地域おける初期の土器・陶器から後期の磁器まで6千年にわたる発展の歩みを紹介する。会期は7月31日まで。(記者/肖月)

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2日、開幕式であいさつする在中国日本大使館の臼井将人公使。(北京=新華社記者/肖月)

北京で中日共催のシルクロード陶磁器展

2日、開幕式で発言する平山郁夫シルクロード美術館の平山東子館長。(北京=新華社記者/肖月)

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2日、開幕式で発言する中国文物交流センターの周宇副主任。(北京=新華社記者/肖月)

北京で中日共催のシルクロード陶磁器展

2日、開幕式で発言する清華大学芸術博物館の杜鵬飛副館長。(北京=新華社記者/肖月)

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