荏田西小 F・マリノスの運営考案 児童が担当者に提案 横浜市青葉区

プレゼンをする児童たち

荏田西小学校5年3組(佐藤広大教諭)の児童が3月、横浜F・マリノスの魅力発信企画を考案し、同クラブ担当者に向けて発表を行った。

これら一連の企画は同クラブがホームタウン活動として教育機関と連携して行っているキャリア教育の一環。児童はスタッフになったつもりでクラブのファンやサポーターを増やす施策や地域課題解決の考案などに取り組んだ。3組の児童は昨年の10月から「F・マリノスと力を合わせて、輝け!荏田西!」と題して、男女混合班に分かれ、青葉区や荏田西でマリノスの魅力を発信していくための企画を考案し、発表の練習を重ねてきた。

(一社)F・マリノススポーツクラブの社員と青葉区役所の職員を前に行われた発表会では各班が地域活動、商品開発、宣伝分野を取り入れたイベントを提案。青葉区の緑豊かな自然を活用したマラソン大会やスタンプラリー、清掃活動やクラブとのコラボグッズなど具体的な案が発表された。児童は「発表は緊張した。お互いにアドバイスをして修正しながら考えた」と振り返った。

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