リバプール、今夏契約満了のスペイン代表MFとの契約更新を検討せず…

チアゴ・アルカンタラ 写真:Getty Images

リバプール(イングランド1部)に所属するスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ(32)が今季限りで退団するようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。

バルセロナ(スペイン1部)でプロキャリアをスタートさせたチアゴは、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)でのプレーを経て、2020年夏にリバプールへ加入。卓越したボールコントロールと高水準のパス精度を武器にクラブのFAカップ制覇などに貢献してきた。

そんなチアゴは、股関節の問題で出遅れた今季は2月上旬に行われたプレミアリーグ第23節のアーセナル戦で今季初のベンチ入りを果たした。85分に途中出場でピッチに入ったが、新たに負傷して再び鮮烈を離れている。

現在はスペインで休養しているチアゴとリバプールの現行契約は今季限りまで。だが、リバプールは日本代表MF遠藤航やアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、ハンガリー代表MFドミニク・ショボスライなどとのポジション争いが待っていることから、年俸1000万ユーロ(約16億4000万円)とチーム最高給の同選手との契約更新を検討していないようだ。

来季に向けて100%の状態に戻りたいと考えているスペイン代表MFは近年の移籍機市場でポルトガル代表FWクリスティーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア1部)やブラジル代表FWネイマール(アル・ヒラル/サウジアラビア1部)などが活躍の場を移しているサウジアラビアクラブからのオファーを期待しているようだ。

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