大谷翔平のドジャース1号“記念ボール”の行方は? 幸運を掴みとった女性ファンに現地実況は大興奮「一攫千金だ!」

ついに“会心の一発”が大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)のバットから飛び出した。

現地4月3日に行なわれたロサンゼルス・ドジャース対サンフランシスコ・ジャイアンツの試合での出来事だ。「2番・DH」としてスタメン出場した大谷は、1点リードで迎えた7回2死無塁の場面で、3番手左腕テイラー・ロジャースの5球目を完璧に捉えた。105.6マイル(約169.9キロ)、24度で飛び出した打球は、ぐんぐん伸びると430フィート(約131.1メートル)先の右翼席に着弾した。

移籍後初となる第1号ソロを放った背番号17に現地実況も興奮を隠せなかった。価値あるボールに群がるファンを見た地元放送局『Sports Net LA 』の実況ジョー・デービス氏は、「ホームランボールを掴んだ方は一攫千金だ」とコメント。元ドジャースOBであり解説を務めたオーレル・ハーシュハイザー氏は「ご存じのとおり、打った人は既に凄い金持ちだけどね」とジョークを交えると、デービス氏は「その通りだ」と納得していた。
幸運の一球を掴んだのは、ドジャースファンの女性で、その後大谷にボールを返却したようだ。試合後、大谷は「(ボールは)戻ってきて、ファンの人と話して頂けるということだったので。僕にとっては凄く特別なボールなので有難い」と感謝した。

記念ボールの返却をうけ、「ボールとハット2個とバット1本ですね。サインを書きました」とお礼をしたと明かしている。

大谷の手元に戻ってきた記念ボール。それを手放した女性は、引き換えに貴重な体験とともに様々なグッズを手にした。彼女にとって、おそらく“リッチ”な気分となっただろう。

構成●THE DIGEST編集部

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