町が女子硬式野球クラブチーム創設へ 監督に元プロ野球選手・森山一人さん「ワクワクしています」  高校女子野球→クラブチームで定住促す

2025年春の登録を目指して島根県川本町が山陰で初めて創設する女子硬式野球クラブの監督に、邇摩高校(島根県大田市)出身の元プロ野球選手・森山一人さん(50)が就任することが決まり、4日、森山さんが川本町役場を訪れました。

川本町が創設する女子硬式野球クラブは、町内の島根中央高校に女子硬式野球部があることから、卒業後も町内に残れる仕組みづくりと町外から女性を呼び込もうという、町のねらいがあります。

今回、独立リーグなどの指導者として評価が高く、隣町・大田市出身の元プロ野球選手「森山一人」さんを監督として選びました。

4日、町役場に野坂一弥町長を訪ねた森山さんは、「ワクワクしています」と話し、就任の決意を述べました。

森山一人さん
「声をかけてもらってすごく嬉しかったです。ひとりひとりに合った考え方を、川本に来て良かったなと思ってもらえるような、活気のあるしっかりとした目標を持ったチームにしたいと思います」

森山さんは現在広島県福山市で子供たちの野球教室を開いていて、女子選手が集まるまでは自身の教室と掛け持ちしながら準備を進めるということです。

町では今後、チーム名を公募したりユニフォームのデザインを決めたりしながら準備を進め、6月の女子野球タウン認定を目指します。

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