「胃のムカムカ」「倦怠感」…小林製薬「紅麹」サプリ喫食の女性2人が健康被害相談

小林製薬が製造した紅麹製品を摂取した人に健康被害が発生している問題で、島根県は新たに県内在住の2人から健康被害の相談があったと明らかにしました。

先月22日から4月3日までに県に寄せられた健康被害の相談は累計9人になりました。2人とも医療機関は受診しておらず、症状もすでに回復しているということです。

県によりますと、相談があったのは40代と50代の女性で、摂取していたのはともに「紅麹コレステヘルプ」でした。

40代女性は約1か月間摂取して胃のムカムカがあり、50代女性は約1週間摂取して倦怠感があったということです。

いずれも商品の摂取と症状との因果関係は分かっていませんが、県では回収対象になっている「紅麹コレステヘルプ」の15日分と30日分(通信販売用)及び20日分(店頭販売用)、「ナイシヘルプ+コレステロール」と「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」の4商品を摂取しないことと、これらを食べて体に不安や異常がある場合は、最寄りの保健所に相談の上、医療機関を受診するよう呼び掛けています。

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