ステフィン・カリー12歳時のプレー動画をFIBAが投稿、「すでに動きが同じだ!」

カナダにいた頃の動画が公開に

常々世界中のバスケシーンをSNSに投稿しているFIBA(国際バスケットボール連盟)が現地4月2日(日本時間3日)に投稿したのが、ステフィン・カリー(ウォリアーズ)が12歳だった頃のプレー動画。FIBAはすでに見慣れた動きだと紹介し、コメント欄には「すでに動きが同じだ!」「ギフテッド(天才)だね」などと書き込まれている。

NBA史上最多の3Pシュート成功数(2022-23シーズン終了時で3,390本)をマークし、2度のシーズンMVP、4度のNBAチャンピオンを経験している史上最高のシューター、カリー。彼は1988年アメリカ・オハイオ州アクロンに生まれた(ちなみにレブロン・ジェームズ/レイカーズと生まれた病院は同じである)。その父デル氏はホーネッツなどで活躍した元NBA選手であることは有名な話である。今回の動画は、父がラプターズでプレーしていた2000年のもの。1999-00シーズンに移籍した際、家族と共にカナダへ引っ越したカリーは、私立中学校クイーンズウェイ・クリスチャン・カレッジに入学。そのバスケチームでプレーしていた。
楽しそうにプレーする姿や低めのセットからのリリース、半身となって打つ姿などは、後のプレーを彷彿とさせるものになっている。ちなみに相手チームには父の姿もあり、動画はピックアップゲームで撮影されたもののようだ。

当時165cmと身長が低く細身だったというカリーだが、小さなころからNBA選手が近くにいる環境で弟セス(ホーネッツ)と練習をしていたとあって、すでに素晴らしい実力を持っていた。12歳となった2022年シーズンには33勝4敗をマークしてチームを州チャンピオンに導いているが、その優勝決定戦では8点差を付けられた終盤に3Pシュートを連発して逆転勝利に貢献したという逸話も残っている。

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