新会社設立の賀来賢人 大谷も惚れた「忍者BODY」を作ったマイスター妻の“ドS指導”

《この度、映像制作会社SIGNAL181をデイヴボイル氏と共に設立する事を発表致します。忍びの家で出会ったデイヴという戦友と共に、誰にも縛られない、自由なクリエイティブをしていきます》

4月3日、自身のインスタグラムを更新した賀来賢人(34)。賀来は映画監督デイヴ・ボイル氏と共同で映像制作会社を設立すると発表した。投稿にはデイヴ氏の《私たちが作るストーリーを皆様にシェアするのが待ちきれません》というコメントも紹介されており、今後は二人で新たな作品を創作していくと見られる。

賀来がデイヴ氏とタッグを組んだNetflixドラマ『忍びの家 House of Ninjas』は、非英語作品のNetflix全世界ランキング(24年2月19日~2月25日)で1位を獲得。さらに、“翔平効果”で大きな話題を呼んだ。

「『忍びの家』は現代に残る忍者一家を描いた完全オリジナルストーリーです。大谷翔平選手(29)が3月7日発売の『Number』の独占インタビューで、奥さんと一緒に観ていたドラマとして名前を挙げ、Xでも『忍びの家』がトレンド入りしました」(スポーツ紙記者)

同作の原案、共同プロデューサーも務めた賀来。作品誕生のきっかけは家族でのお出かけだった。

「賀来さんは子どもが折り紙の手裏剣で遊んでいたのを見て、家族で忍者のテーマパークを訪れ、『忍者は日本のヒーローだ』との着想を得たと語っています。コロナ禍の20年、自らNetflixに企画書を持ち込むと、シーズン3まで想定された英語版の企画の骨子が戻ってきて、プロジェクトがスタートしたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

賀来は撮影が始まるまでの2年間、役作りのために大幅な肉体改造をしたと明かしている。

《20kgくらい体重を増やしてから10kg絞ったんです。一時は、若手レスラーかよってくらいデカかったんですよ(笑)》(『GQ』22年10月18日)

一度体を大きくした後、筋肉は残し、脂肪だけを落として“動ける体”を作り上げた。

「『忍びの家』は刀を使った戦闘や高い塀を軽々と登るシーンなどアクションが多い作品です。賀来さんは体を鍛えた理由を『僕が動けなかったら、現場を止めてしまうから』と話していたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

妻の榮倉奈々(36)が賀来の肉体作りをサポートしたそうだ。

「賀来さんは元々偏食で、体も鍛えていませんでしたが、ストイックな榮倉さんのスパルタ指導を受け、意識が変わったようです。なんでも賀来さんは厳しく言われたほうが発奮するタイプだそうで……。今回も、アスリートフードマイスターの資格を持つ榮倉さんが食事と運動のメニューを考案し、徹底させたと聞いています。賀来さんは多いときは毎日ジムに通い、一日8回食事を摂っていたそうです。自宅では朝起きてすぐ懸垂20回×3セットをこなし、朝食でステーキを200g食べていたとか」(前出・スポーツ紙記者)

榮倉と同じアスリートフードマイスターの内藤知香氏に、賀来のボディメイクについて聞いた。

「増量で重要なのはエネルギー源となる炭水化物を多く食べること。効果的に栄養素を摂るため、食事回数を増やし、補食でおにぎりなどを取り入れるのは効果的です。一方、減量期は筋肉を維持するために肉類で良質なタンパク質をしっかり摂取する必要があり、ステーキは最適ですね」

大谷夫妻も夢中になった賀来の「忍者BODY」は榮倉の“ドS指導”で作られていた。

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