小林製薬の紅麹成分問題/岡山県が健康被害疑われる患者4人を確認【岡山】

小林製薬の紅麹成分が入ったサプリメントによる健康被害が相次いでいる問題で、岡山県は4月4日、県の保健所管内で健康被害が疑われる患者が4人確認されたと発表しました。
大阪市からの情報を基にした聞き取り調査で判明したもので、健康被害が疑われる4人はいずれも小林製薬の「紅麹コレステヘルプ」を摂取していたということです。
4人のうち40代男性は腎臓機能の数値に異常があり入院しましたが、現在は退院しているということです。
県管轄外の岡山市では現在調査中、倉敷市では70代男性が食欲不振や倦怠感などを訴えているということです。
一方、香川県内では3日時点で高松市などで11人が健康被害が疑われる事例として国に報告されています。
国は電話相談窓口を設置しています。番号は03ー3595ー2760。午前9時から午後9時まで、土日・祝日も受け付けています。

© テレビせとうち株式会社