紅こうじ健康被害疑い、京都で25人確認 腎機能低下などで3人が一時入院

京都府

 小林製薬の「紅こうじ」を使ったサプリメントを巡る問題で、京都府内で同社製品を摂取し、4日正午までに健康被害を訴えた人が計25人いることが、府と京都市への取材で分かった。死者は確認されていないが、一時入院した人が少なくとも3人いるという。

 府によると、京都市を除く府内在住者でこれまでに同社製の「紅麹(べにこうじ)コレステヘルプ」などを摂取し、健康被害を訴えたのは50~60代の11人。うち3人は腎機能低下などの症状で一時入院し、現在は通院中という。京都市によると、市内では14人が健康被害を訴えたがいずれも軽症という。

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