「紅麹原料」含むサプリメント 新たなに1人から県に相談

小林製薬の「紅麹原料」を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題で、新たに1人から自らの体調不良と摂取との関連を疑う相談が県に寄せられました。

新たに相談があったのは、大仙保健所管内に住む60代の女性です。県によりますと女性は2021年から2年以上にわたって、大阪市が回収命令を出した小林製薬の紅麹原料を含むサプリメントを摂取していました。

女性は去年12月に胃のむかつきの症状が出たため、医療機関を受診したということです。

相談を受けた保健所は、女性に改めて医療機関を受診し、医師にサプリメントを摂取していたことを告げるよう依頼したということです。

この問題を巡っては大館保健所管内の40代の女性からも保健所に相談が寄せらていて4日の相談が県内では2人目です。

県は健康被害が疑われる場合は、保健所や医療機関に相談するよう呼びかけています。

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